小さな世界のものがたり

クラクフの小さなホテルで出会った、「小さな世界」が忘れられない。

ビビッドな赤色に塗られたバスがワルシャワから向かったのは、ポーランドの古都・クラクフ。ヴェヴェル城を中心とした美しい街並みを抜けて向かった小さなホテルは、ユダヤ人街のちょうど真ん中ほどに立っており、向かいにはサーカス小屋のような角形のマーケットが広がっていた。

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余白のリフレクション

初めてYahoo!で自分のブログを作ったのは、おそらく中学2年生のころ。Nikonのカメラで撮った写真を撮ってはアップロードし、匿名のユーザーと多く繋がり、お互いの投稿に対してコメントをし合い、時には学校のルールや教師の態度に対して意見のようなものを偉そうに述べ、「学ぶ環境はこうあるべき」などと、思い出すと恥ずかしくなるような言葉を連発していた。

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9 Books in 2019

飛騨高山で唯一の、地場の家具ブランドのテーブルや椅子をおいた素晴らしいスターバックスで「2018年の5冊」を書いてもう一年。一瞬のようにすぎた2019年を振り返ると、サイパンの美しい海でのスキューバダイビング、インド・コルカタを経由してバングラデシュ・ダッカに3年ぶりの帰還、夏の大雨に見舞われたバギオのエスノグラフィと、3度も海外で時間を過ごしたらしい。

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私たちは、思想とストーリーに熱狂する

2015年の秋、バングラデシュのダッカの中心部でイタリア人が狙われたテロの日、当日昼過ぎにバンコクからの便で到着し、ボナニの中華料理店で隠れるようにしてハイネケンを飲んでいた。最初に周囲がざわつき、アメリカ人が撃たれた、と言う誤情報に始まり、場所はすぐ近くのグルシャンであると言うことが騒がれた。標的はオランダのNGOに勤務するイタリア人。直後にISが「西洋人を殺害した」と言う声明を出した。そしてその翌週、北部のラングプールで日本人男性が射殺され、同様の声明が発表される。無神論者のブロガーが相次いで狙われるなど、内情の悪化を懸念し、1ヶ月も経たないうちに、穏健だったはずのイスラム国家を後にすることとなった。

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Findyインターンを卒業しました。

[本記事は、Findy Engineer Labにて執筆したものを転載しています]

こんにちは、Findyインターンの @atthegorge です。

2月9日をもって、8月からインターンとして勤務したFindyを退職しました。

ビジネスサイドの最初のインターンとして受け入れてくださった山田さんをはじめ、CTO佐藤さん、エンジニア大原さん、その他フリーランス等として関わるメンバーの方々には、非常にお世話になりました。大学卒業前に、キャリアを積んでいく中で非常に貴重な経験を得られ、感謝の気持ちで一杯です。同時に、多くの面で力になりきれなかった点を振り返りながら、今後はFindyのファンの一人として、そして卒業生として、会社に恩返しができればと考えています。

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