#tokyo | HIGHLANDER

あるコミュニティの繁栄と衰退、そしてその再生に関する言語化

  「変化とは、こうやって起こる。一人、そして二人が最初に変わり、それが三人になり、五人、一〇人に増えてコミュニティが変容する。その兆しがわずかだが確かに見えてきた。」   ブレイディみかこの、ミクロとマクロを行き来するダイナミックな視点移動と言葉に突き動かされて、昨年よりコミュニティ政策を市民コミュニティ視点から見つめる研究を、学士論文として継続してきた。そして、1月末の論文提出、2月頭の論文報告をもって、一連の調査研究を終えた。 研究事例としてピックアップした市民コミュニティは、先代の多くの研究者もその魅力を認め、複数の社会学論文で研究対象とされてきたものである。90年代に発足し、多様な人材を巻き込みながら地域特有の課題に取り組んできた事実は、コミュニティ研究におけるひとつのロールモデルと言える。近年は、自分と同様に学部生の卒論研究でも取り上げられることが多く、「11月からは学生の見学者が増える」という。...

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