#travel | HIGHLANDER

キエフで出会ったものたちとそのストーリー

キエフは日中でも氷点下10度を下回る極寒の季節。そんな豪雪シーズンでも蚤の市を開催しちゃうウクライナの人たちはすごい。 世界一深いところを通ると言われるキエフ市内の地下鉄に揺られて5駅ほど、地上を通る電車の線路沿いで巨大な蚤の市が毎週末開かれる。夏や秋には劣るものの、かなりの規模を誇り、ホステルのスタッフいわく「いろいろある」とのこと。旧ソ連時代の勲章やボタンから食器などの日用雑貨、古着、ブーツまで多様。なんでも市。ただ吹雪のため、すぐに商品たちが雪に埋もれてしまうのは難点。じっくり品定めしている間に手足が凍え始める。おそロシア(ウクライナ)。 雪に埋もれた売り物の中からいくつか(文字どおり)掘り出したので、ピックアップ。   ペーパーウエイト...

ザグレブのレターオープナーと伝統衣装

大聖堂のすぐ横で開かれるドラツ市場は、クロアチア各所の市場の中でも歴史の古いもののひとつで、「ザグレブの胃袋」と称されるように、青果物をはじめ、雑貨や衣類などが並ぶ。赤を基調としたカラフルなパラソルが印象的だ。 市場の奥にある階段を登ると、バーや雑貨店が並ぶ細い通りがまっすぐ伸びる。午後になると賑やかさも増す(と思いきや真冬だからか、みんな屋内に入ってしまった)。現地色の強いレターオープナーが欲しいなあと思いながら歩いていると、ついに出会ってしまった。完璧。 強固な金属で型取った後に銀でコーティングしたものであり、ハンドメイド。持ち手のデザインは、現クロアチアに伝わる伝統衣装の装飾品だという。職人の髭爺の歴史トークを聞いているうちに、クロアチア伝統衣装の魅力が見えてきた。   アドリア海とジュエリー...

ドゥブロヴニクと戦火の歴史

ローマからクロアチアに飛んで、念願のドゥブロヴニク。「アドリア海の真珠」と称される、オレンジ色の屋根と白い壁が立ち並ぶ街並みは、「紅の豚」や「魔女の宅急便」のモデルになったそう。   観光地化に隠れる戦火の歴史 アドリア海に面するこの街は、かつてヴェネチアやジェノヴァに並んで、海洋貿易によって発展した都市のひとつであった。戦火を逃れる目的で1970年代に恒久的な非武装化がなされたものの、1991年のユーゴスラビア崩壊に伴う独立戦争の際、セルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間に及ぶ長期的な砲撃がなされた(ドゥブロヴニク包囲)。旧市街や非武装の市民を攻撃した事実は海外メディアを中心に批判され、その後の戦犯法廷においてもこの砲撃の事実が起訴内容に含まれるケースが見られる。  ...

ローマの街並みとダウンタウンの中国人

イタリアを発着点に、中東欧方面をまわる旅、最初の都市はローマ。フィリピンやバングラデシュなど、アジア諸国(しかも途上国)ばかり転々としていた自分にとって、それらとは大きく異なる歴史や文化、とりわけ建築を有する国々に足を運ぶのは、どこか不思議な感覚でもある。   歴史都市と広告 やっぱりローマの景観は綺麗だな、と街を歩きながら思ったのだが、その建築様式や不規則な石畳の道はもちろんのこと、本当に広告物が少ないな、というのが強い印象として残るわけである。 ローマの場合、都市マスタープランによって指定された歴史地区に広告物等の規制が適用されているらしく、その制定は1970年にまで遡るそう。...

Colorful Baguio

「バギオの色」と問われて真っ先に浮かぶのが、「サガダ織り」の綺麗なストライプである。 フィリピン・ルソン島北部山岳地帯に位置するサガダは、バギオからバスで6時間ほどの距離に位置する。人々が「ハイランド」と呼ぶこの高原地帯では、サガダ織りを使用したバッグや衣類が広く見かけられる。 パグリックマーケットに並ぶ、伝統的なサガダ・ストライプ   留学を経て日本に帰国後、1年7ヶ月ぶりに訪れたバギオは、サガダの鮮やかなストライプや、フィリピン各地から持ち込まれた果実などの色彩が溢れていた。...

Baguio Night Out

20時を過ぎた頃にはHarrison roadに徐々に人だかりができ、徐々に売り物の調理が始まる。おなじみのバロットは暗闇の中に湯気をあげ、衣類の商人たちは大きな荷物を抱える。 涼しい夜を過ごすハイランダーたちにとって、市のど真ん中で毎日開催されるナイトマーケットは、暖かい食べ物と安価で豊富な日用品にありつける、最高のタイミングである。   バロットを売る少年[左]と喧騒を眺める男[右]...

Stay Paladin

ニノイ・アキノ国際空港を出て、タクシーでパサイのバスステーションまで移動。受付にたどり着き、18時発のバスに5分前で駆け込む。   パサイからバスで6時間(渋滞すると8時間)、バギオ中心部のセッションロードを登りきったところにあるバス停へ到着。 深夜1時、後片付けが着々と進むナイトマーケットを横目に中心部の大きな公園を横切り、荒んだ飲み屋街を抜けたところにホテルがある。初日の宿泊先は、Paladin HOTEL。...

Jump
pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status