ローマの街並みとダウンタウンの中国人

イタリアを発着点に、中東欧方面をまわる旅、最初の都市はローマ。フィリピンやバングラデシュなど、アジア諸国(しかも途上国)ばかり転々としていた自分にとって、それらとは大きく異なる歴史や文化、とりわけ建築を有する国々に足を運ぶのは、どこか不思議な感覚でもある。

 

歴史都市と広告

やっぱりローマの景観は綺麗だな、と街を歩きながら思ったのだが、その建築様式や不規則な石畳の道はもちろんのこと、本当に広告物が少ないな、というのが強い印象として残るわけである。

ローマの場合、都市マスタープランによって指定された歴史地区に広告物等の規制が適用されているらしく、その制定は1970年にまで遡るそう。

 

 

上記の資料によると、風景計画については各州に決定権があるらしく、国が裁量を持つ場合と比較していかなる影響があるか、とても興味深い。また、風景美保護法は必要に応じて私権を制限する効力があり、これが憲法違反なのではないかという点から何度か争われたらしいが、現在もその効力は失われていないという。

 

ダウンタウンの中国人

男女混合8人のドミトリー式の宿は、テルミニ駅南側に広がるダウンタウンの中心に位置しする。この一帯に大きな勢力を持つのが中国人コミュニティのようで、向かいの通り沿いにあるバールやエントランス横のアパレルも、オーナーは中国人のよう(しかも英語が通じない上に頑なに中国語をつき通そうとする)。

 

 

ちょうど過去にこんなニュースがあったようだが、何よりも、「中華系1万人もいるのか、、」という点。ちなみに初日に入ったカドマンズ料理店には、そこを中心としたネパール人コミュニティがあるらしいが、この中国系コミュニティと比較するとその規模は小さいよう。

 

ローマを出て以降は、クロアチアの「アドリア海の真珠」ドゥブロヴニクと首都ザクレブを周り、ハンガリー・ブダペストへ抜けていく。